最も挫折しにくい3ヶ月ビジネス英語勉強法

勉強をしている人

 

ここ数日間インドから視察で来られたお客様に、日本市場の状況をお伝えしたり、日系企業に対するプレゼンの通訳を行ったりしていました。

インドで数社会社を経営されているとのことで、日本に新たな市場機会がないかということで、視察のアテンドをさせていただきました。

その中で感じた事は、日本の英語力のなさによる参入障壁の高さです。恐らく英語で電話を掛けたときに、相手の話していることを理解して、相手の目的に応じた対応ができる方は、ビジネスマンの中で1割程度ではないでしょうか。

ある意味、英語が話せないという言語障壁によって、日本市場は外資競合の脅威から多少身を守れているのかもしれませんが、日本人や日本企業が海外にビジネスを展開する上で、やはり英語は永遠の悩みの種になるかと思います。

誤ったビジネス英語学習法の3つの典型例

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ここで言及する「英語力」とは「ビジネスの現場で意思疎通ができる英語力」のことを指しており、TOEIC等の検定試験の点数とは相関があれど、点が高ければこの英語力が高いというものではありません。要するに、「英語を使って仕事の成果を出す力」という意味での英語力のことを指しています。

そして、多くの挫折経験者の方を見ていると、だいたいの方に共通する、挫折の原因があることが分かってきました。おそらく色々な情報商材や教材が色んな事を言っていますが、ビジネス英語勉強に関する挫折の原因は「英語勉強法」にあると考えています。

僕は多少才能の差はあれど、それなりに正しい英語の勉強法を一定期間継続して行えば、誰でも英語で意思疎通できるレベルになると考えています。これは運転免許の取得に例えてみると分かりやすいかもしれません。僕は車の運転のセンスが皆無なので、取得に非常に苦労したのですが、免許取得可能な年齢層の60%程度が取得できていることを考えると、人の基底能力は素晴らしいなと思います。

車の運転は実技試験と筆記試験が行われますが、どちらもある程度のインプットとアウトプットが求められます。インプットした適切な知識を、車の運転というアウトプットに応用できる能力は、程度の差こそあれ英語とさして変わらないのではないかとさえ思います。

前置きが長くなりましたが、「ビジネスの現場で意思疎通ができる英語力の獲得」という目的に照らし合わせてた際に、現状自分の意志が殆ど伝えられない方が現場で使える英語力を獲得するのに、非常に効率が悪い方法をご紹介します。

英会話学校で外国人と英語で話す

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これが最も多いのではないのでしょうか。ビジネス英会話で殆ど自分の意思を伝える事ができない方にとって、始めからいきなり講師と話す事はハードルが高く感じるでしょう。

実際、僕もかなりの数の体験レッスンを受講したのですが、「全く話せない人にとって適切なプログラムを提供しているか」という観点で見たときに、大手の英会話学校を中心とした既存の英会話学校では目的が達成しにくいのではと考えています。

大手の英会話学校は、マンツーマンとなると、高いところでは3ヶ月程度で50~60万程度受講料が掛かるところもあり、投資対効果が非常に悪いと感じてしまいます。

もちろん講師の質が悪いと言った議論をしている訳ではありませんが、適切なフェーズで適切な学習方法を提供している大手の英会話が学校が非常に少ない印象です。

恐らくこれは非常に根深い問題で、英会話学校の「講師お抱え型ビジネスモデル」と「完全に成熟化している英会話学校市場」において、マーケティングコストと人件費がとてつもなく掛かっているため、「いかにして結果を出すか」よりも「いかにして顧客にマーケティングするか」がメイントピックになっているからではないでしょうか。

とにかく、英語のベースとなる基底能力がついていない時点で、大金を叩いて外国人といきなり話すというアプローチを取らない事が無難です。

ただしモチベーションキープという観点では有効だったりするので、「とにかく話したい」のであればオンライン英会話などでカバーするのが無難かと思います。

TEDやPodcastを使って、音声をひたすら聞き流す

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これもやってしまいがちですよね。僕も英語学習初期はこの勉強法にハマっていました。「◯◯ラーニング」という商材に触発され、できるだけ速い音声で英語を沢山聞けば、英語がある日突然聞いたり話せたりするのではないかと考えていました。

趣味程度で英語を勉強するなら全然構わないのですが、ビジネスで英語を話す緊急度が高い場合は、そこに投下している時間を、できる限り早く「アウトプットベースの勉強方法」に切り替えることをお勧めします。

音声で聞いた英語を理解し、自分のボキャブラリとして獲得することは、実はハードルが高く、英語の基礎的な構文を理解できる「基底能力」がつくまでのこの手のトレーニングをしないことが無難です。

TOEICの点数を上げることを目的とする

これは手段が目的化する最たる例ですね。TOEICの点数というものは非常にトリッキーで、例えば点数が800点以上あるがために、自他ともに「英語が使える」というセルフイメージを持ちがちかと思います。

そして、受験戦争をくぐってきた方ほど点数を上げることに躍起になり、気づけば「ビジネスで英語を使う」という目的から「点数を挙げて自慢する」ことにフォーカスがずれてしまいます。

注意しなければならないのは、TOEICの点数を挙げる勉強と、話せるようになるための勉強のアプローチが根底の部分で異なっているため、それらを混同してしまうと、目的から逸れてしまうことになります。

TOEICは読解やリスニング等の「理解力」「問題の処理速度」等の「インプット」の精度を上げるアプローチとなるため、ビジネスで使用する「アウトプット」を目的とした場合には非効率と言えるかと思います。

逆に、英語の文法や構文理解など「基底能力」を上げていけば、TOEICのリーディングやリスニングも確実に上がっていくため、後述する「英語力の底上げ」のアプローチを取られることをおすすめします。

3ヶ月で「最低限の英会話」を目指すアプローチ

では、ビジネス英語の勉強に挫折しやすい日本人のビジネスマンが、3ヶ月程度で最低限のコミュニケーションが取れるようになる方法を、順を追って具体的に書いていきます。

前提として、あくまでもビジネス英語を使って特定の結果を出すための「最低限の英語力」の獲得を目指しています。そのため、「アメリカの映画を字幕なしで観たい」「ネイティヴと流暢に日常会話を楽しみたい」といった目的には適さないかもしれません。

1. 英語を話す目的を「極端に」明確にする

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これは最も大切な「英語勉強のゴール設定」に関わってきます。これによって英語勉強法がまるっきり変わってきます。

ここで言う「極端に」とは例えば以下のような形です。

a,イスラエルで行われるウェブマーケティングカンファレンスに出席し、現地のマーケティングツールを日本に輸入するために英語で交渉する

b,アメリカから来日した自動車部品メーカに、日本の自動車メーカーとの面談を設定し、提携を実現するために英語で会議をファシリテートする

c,ドイツの飲食チェーンに日本食Aを売り込み、契約を締結するために、通訳を介さずに英語で営業を行う

このように、先にアウトプットを前提として目的を具体的にイメージすることで、「必要な勉強」「不必要な勉強」を明確に分け、選択と集中を行い、短期間に英語力を向上させることができます。

例えば、上に上げた例aの場合は必要な英語は、

・ウェブマーケティング業界で使用される英語

・価格や商品内容、強みや弱み、実績などをを聞き出すための英語

・パートナー提携を行うための英語

などに分解することができ、これらにフォーカスすることで、「目的」に対して「手段」を適切に選択することができます。

このようなプロセスでは、

・アメリカ人が日常的に使う挨拶フレーズ

・オバマ大統領の演説スピーチ

・TOEICのリスニングの勉強

といったような「一般的な英語の勉強」が適さないことは明確ですね。

2. 中学レベルの文法と構文で会話するトレーニングを行う

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1. で目的を絞った後にやるべきことは、英会話の基礎を叩き込むことです。これは最低限コミュニケーションを継続させるためには、必須です。

中学レベルの構文を使ったコミュニケーション力さえ獲得できれば、

例えば「弊社と取引する企業を探している」というフレーズに対して、

「We are looking for some companies to deal with」

というようなシンプルなワードと熟語で、言いたいことを十分相手に伝ることができます。

ここで述べた「英会話の基礎」について体系的に書かれたトレーニングブックがあります。僕が勝手に「神教材」認定している、以下の本です。

3. 英語の使用シーンを想定した英文を作成し、音読を繰り返す

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ここでは2, によりある程度英会話力が上がってきたタイミングで、ひたすら目的に応じた単語やフレーズを詰め込みます。

これはつまり、ビジネス英語の「テンプレート」を作ってしまう方法です。

先にカンニングシートを作ってしまい、それを丸暗記して試験に臨むイメージです。

実際に僕が英語を使用してビジネスを行ってみて気づいたことは、使用するワードが驚く程限定的であるということです。MTGやカンファレンスで話す言葉は、業界特有のものであったり、ある程度バックグラウンドが分かってるものが大半のため、必要最低限の「カンニングシート」を持ってけば、かなり幅広い範囲に対応することができます。

具体的なトレーニングとして、上述した

a,イスラエルで行われるウェブマーケティングカンファレンスに出席し、現地のマーケティングツールを日本に輸入するために英語で交渉する 

という例であれば、まずは日本語ベースでどのような会話が想定されるかをまとめてみましょう。例えば弊社では現在◯◯というマーケティングツールをこのようなオプションで、主にA,B,C社をクライアントとして販売しています」といったようなものです。

そして、その後は一度頑張って自分で英作文を作ってみましょう。 ここでは、オンライン英会話等を利用して、先生に作成した英文をチェックしてもらうのもありです。

ちなみに、何度も使い回せる例文として、おすすめなのは以下のテーマです。

・自己紹介(出身地、小中高時代のこと、大学の専門分野等、キャリアビジョン)

・会社紹介(自社の事業内容、強み、取引先、市場環境、競合、商品の価格帯、自分の担当業務等)

以上を2,で学習した中学レベルの英作文でまずは自分で作成し、その後にできれば英語の講師に添削してもらいましょう。あとは、作成した文章をひたすら、音読、音読、音読です。勝手に口から英文が出てくるまで繰り返しましょう。

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