起業に失敗して再就職しようとする人が、めっちゃ悩む4つのこと

 

会社を立ち上げてしばらく、なんとかやってきたけど、思ったようにうまくいかない。

正直、精神的に安定したいし、返さないといけない借金もある。

そろそろ、本気で再就職を考えようか。。

日本社会の闇

起業がうまくいかなくて、次のステップで悩んでいませんか?

通常の転職と違い、起業した後に社員として会社に入ることは、まだまだマイナーなキャリアですよね。

僕も実は立ち上げた会社がうまくいかずに、再就職のための転職活動をした経験があります。
結果的にしばらく、会社を休眠させて、再度会社員として働くことにしました。

この記事では、僕の実体験から、起業に失敗した人が再就職を考えるタイミングで、悩むポイントを4つ挙げました。
さらに、最終的に就職するかの意思決定を下すため、必要な情報として、再就職のメリット・デメリットを整理しています。

この記事が、再就職するか迷っている起業家の悩みを解決できれば、とても嬉しく思います。

 

起業失敗後、再就職で悩むこと

やりたい仕事がわからない

転職と違い、会社の経営者から一般企業に戻るのって、かなり勇気がいりますよね。

この章では、起業家から会社員に戻る過程で、悩みやすいポイントをまとめておきました。

①会社員として馴染めるかが不安

一度起業を経験すると、自分で決断できることが、大きく広がることを実感できます。

事業の内容や、人の採用、給料、ワークスタイルまで自分で決めることができます。

起業家として生きていた時は、ある意味、かなり自由な存在です。

でも、会社員として企業に就職してしまうと、自分の自由がかなり制限されてしまいます。
そうなった時に、起業家だった頃に慣れ親しんだ自由を、手放すことができるのか、悩むことになります。

②またすぐに自分で起業したくなりそう

起業を経験すると、常に新しいビジネスのことを考えて、アンテナを張っている状態になります。

そうすると、いいアイデアが思い浮かんだ時、すぐにでもそれを実現したくなる人が多いです。

でも、会社の中でその事業ができるとは限りません。なので、フラストレーションが溜まってしまう可能性があります。
そうすると、またすぐに会社を辞めて起業したくならないか、不安になってしまいます。

③人生の目的を見失ってしまうんじゃないか…

起業してから起業家はずっと、会社や事業をどうやって成長させるか考え続けます。
会社や事業の成長が、自分の生きる意味と、密接につながっているはずです。

起業家が一社員として会社に入るということは、他人のビジョンに向かって、自分が手足を動かすということを意味します。
自分とビジョンが一致し、やりたいことができる会社と出会えると、それは素晴らしいと思います。

でも、なかなか入りたいと思える会社がない場合、採用された会社に入っても、人生の目的を見失ってしまうのではないかと不安になってしまいます。

④そもそも、採用してくれる会社があるのかな…

いざ、再就職をしようとしても、果たして今更自分を雇ってくれる会社なんてあるんだろうか?と不安になりますよね。

会社員時代は、会社から求められことをこなしていけば、経験もスキルもつきます。それが評価されると、転職活動を難なく進めることができます。

でも、起業家の場合は、とにかくなんでも自分でこなしていく必要があるため、特定のスキルを尖らせるというよりは、ハイパージェネラリストになりやすいんですよね。

そうすると、いざ面接の場で、起業中に身につけたスキルや能力について聞かれても、面接官に納得いく回答を提示できない可能性があります。

なので、就職するとしても、 起業する前に培ったスキルや専門性の領域に近いところで、就職する可能性が高いでしょう。

 

起業失敗後、再就職するデメリット

憂鬱な人

それでは、ここから再就職をすべきかどうか、判断材料をまとめておきたいと思います。

後の章でも述べますが、前提として、一般企業に正社員として入る場合を中心に述べています。

そのため、例えばフリーランスとして会社で働くといった、自営業の延長上にあるものは一旦対象としていません。

世間からネガテイブなイメージを持たれる

失敗を経験した起業家は、それさえも失敗と認識していない可能性があります。

しかし、一般的に見ると、経営者から会社員への転身は、周囲からネガテイブに捉えられることもあります。

「あいつは、失敗者だ。」

「サラリーマンに戻るなんて根性なしだ。」

なんて、後ろ指さされることもあるかもしれません。

このようなネガテイブな言葉を聞いてしまった時も、冷静になって判断しましょう。

そもそも、会社を失敗させた人は、一般的には少数派であり、表立って言いにくいことでもあるので、あまり世の中に出てこないのです。

また、起業家時代は周囲にも経営者とつながりが多くなるため、彼らと接していると、会社員に戻ることの罪悪感さえ感じるものです。

そのため、再就職は悪だという観念に囚われやすいと感じています。

会社の成長が止まる

一度企業に入ってしまうと、自分の会社の経営に使える時間は、かなり少なくなるでしょう。

そうすると、必然的に会社の成長は止まってしまいます。

人生で最も貴重な資源である時間を、他人の会社に捧げることに、躊躇する経営者は多いかもしれません。

従業員の人生を人生に責任を持つ必要がある

従業員を採用している場合は、社長である自分が会社に就職してしまうと、従業員を路頭に迷わせてしまうかもしれません。
すでに収益が上がる仕組みがある会社でない限り、社長の時間が投下できない会社は、経営的にかなり厳しいでしょう。

なので、場合によっては、従業員の解雇や、新しい転職先を見つけるサポートをする必要があるかもしれません。

組織のロジックで生きることが求められる

長年起業家をやってきた人ほど、組織のロジックに染まることに、抵抗があるかもしれません。
会社員として働く上で、裁量権の狭さや意思決定のスピードの遅さ、空気を読むことなどに、抵抗がある起業家は、結構いるのではないでしょうか。

自分を組織に順応させることに、抵抗がある人は、ある程度努力をしないと、再就職という選択肢は厳しいかもしれません。

すぐには辞められない

一度正社員として会社に入ってしまうと、すぐには辞められなくなります。
いきなり、新しい事業のアイデアを思いついても、すぐには実行ができません。

しばらくは会社に固定されてしまうため、自分のやりたいことに対して、機敏に動くことが難しくなります。

 

起業失敗後、再就職するメリット

大企業

それでは、一方の、再就職のメリットについて書いていきます。

安定的に給料がもらえる

起業を経験した人にとって、毎月給料が決まった日に支払われるのは、まるで天国のようです。

これが、就職することの最大のメリットだとも言えます。

会社員として当たり前にもらっていた給料は、独立した時には、「こんなにもありがたかったのか」と思いましたよね。
特にに借り入れなどで借金を作ってしまった場合、ある程度の返済計画が立てられるのはありがたいですよね。

精神的に安定する

安定的に資金が入り、生活が最低限保証されると、精神的な安定感が段違いになります。

いつも、月末になると襲ってくる、オフィスの家賃や給料の支払いに頭を悩ませることがないのは、会社員の特権です。

また、精神的な安定をベースに、将来的に再度起業することもある視野に入れられるため、じっくりと準備期間に入ることができます。

身につけたい能力、スキルを得られる

会社を経営していると、営業や経理、マーケティングなど、あらゆることをしなければいけません。
なので、なかなか一つの能力やスキルを習得する時間がなく、どちらかというと、幅広いスキルが満遍なくついていく感じになりますよね。

でも、会社員として就職すれば、経営者時代よりも、なんらかの分野に特化したスキルや能力が身につきやすいです。
そのため、起業していた頃に不足していたものを、じっくりと補っていける可能性が高まります。

収入を得ながら、副業として会社を続けられる

最近では副業が認められる会社も、だいぶ増えてきました。
そのため、会社を継続しながらサラリーマンを続けることも、現実的な選択肢になっています。

会社を継続させると、税金は多少かかってきますが、またいつでも事業を再開できる状態に、とどめておくことができます。
経済的、精神的安定を得ながら、事業を再開する準備ができるのは、かなりお得かもしれません。

起業経験を生かした仕事ができる

起業によって実務経験を積んでいるのであれば、新規事業や経営管理のポジションで、採用される可能性があります。

中には、数年会社を継続して、新規事業の最前線で戦ってきた人が、大企業の新規事業開発のポジションに転職する場合もあります。

もちろん、経験の内容が重要にはなりますが、起業経験がキャリアアップにつながることもあります。

 

起業に失敗した人は再就職する方法

再就職することを覚悟した人は、どのようなステップで、会社を見つければ良いのでしょうか。

起業家の再就職先として、考えうる選択肢を洗い出してみました。

知り合いの起業家の会社で働く

企業を経営していると、同じ社長の立場の人間と出会いやすくなります。

そこで得られたネットワークを活かして、知り合いの社長の会社や、取引先に入社することは、自然な選択肢だと感じています。

ある程度、信頼関係を築くことができていれば、いちいち、何度も面接をしなくてもいいので、入社までがスムーズになります。

業務委託(フリーランス)会社で働く

「会社に就職する」と表現すると、正社員として就職することがイメージとして浮かびますよね。

ただ、必ずしも正社員だけではなく、業務委託でクライアント企業に常駐する、複数の会社を契約をすることも、広い範囲での「就職」です。

特に、ITエンジニアの場合は、すでにスキルがあるため、フリーランスとして一般企業で働きやすいでしょう。

ITエンジニアがフリーランスとして働くためには、フリーエンジニア専用のエージェントがあるので、利用されることをオススメします。
>>> フリーエンジニア専用のエージェント

正社員として会社で働く

正社員として働くことが、再就職のイメージに最も近いと思います。

実際に、僕が起業に失敗してから、転職活動をしていたときにも、正社員を前提として、就職活動をしていました。

転職活動を通して、起業経験を評価してくれる会社、そうでない会社はそれぞれありました。

全体的に、IT関係のベンチャー企業や、外資系コンサルティング会社は、意外と起業経験を評価してくれ、順調に選考に進むことができました。

転職活動をし始めた時は、起業に失敗していることに、ネガティブな評価をされるだろうなと思っていました。

でも、挑戦心があるという、ポジティブな評価をしてくれる会社があって、正直ホッとしました。

ちなみに、僕が再就職のために転職エージェントを利用していました。

転職エージェントを利用した理由は、起業という特殊な経験をしたことが、一般企業からどう見えるか、エージェントのフィードバックをもらいながら、転職活動を進めたかったからです。

僕が実際に利用したのは、リクルートエージェントでした。

>>> リクルートエージェント公式サイト

リクルートエージェントは、求人数がとにかく多く、キャリアカウンセラーと相性が合えば、うまく起業経験が評価される会社に紹介してくれます。

こちらでも、転職体験談を紹介しています。

リクルートエージェントを実際に使った僕の体験記!評判や口コミも公開。

2017.08.04

 

最後に

起業に失敗した人は、社会的にもなかなか自分の経験を、オープンにしにくいかもしれません

しかし、起業経験で得た能力やスキル、そしてなにより、人間としての総合力は、その後の人生にプラスになると信じています。

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