“Let me know”の意味と使い方!ネイティブが1日1回は言う頻出フレーズを攻略!

uzla
“Let me know if you are free.”“Tell me if you are free.”という英語はどちらも「時間あるか教えて」と訳せますが、正確には意味に違いがあります。どんな違いか分かりますか?

忍者
Let me knowもTell meも命令文ですよね。丁寧さが違うとかですか?

どちらも日常会話からビジネスまで使うことができる表現。

“Let me know”と“Tell me”の違いはズバリ「本気度」です。

本気度ってどういうこと?

と思いますよね?さっそく詳しく見ていきましょう。

 

この記事で分かること

  1. Let me knowの意味
  2. Let me knowの言い換えフレーズ
  3. Let me knowに似た表現
  4. Let me knowはビジネスメールで使える?

この記事のライター

uzla

東京の大手ICT企業の海外プロジェクトのPMを担当し、グローバルチームを率いました。幼少期を米カリフォルニアで過ごして以来、英語はもちろん多言語geek。日々、言葉の仕組みや文化的特色を発見しては感動しています。日常会話からビジネスシーンで使えるものまで実践的な英語を楽しくお伝えしていきます。

 

“Let me know”の意味と使い方

忍者
本気の度合いが違うってことは、相手に期待する度合いが違うってことですか?

uzla
そのとおり!言い方によっては聞こえ方が異なるので、依頼をされた相手の構え方も違ってくるわけです。まずは、Let me knowの意味を説明します。

“Let me know”の意味

“Let me know.”(レッミーノゥ)の“let”には「(誰かに〜を)させる」という使役動詞の役目があります。

この場合、話し手である「私」に「知らせる」という意味になり、また、動詞が先頭にあるため、文全体は命令文です。

よって、

“Let me know.”

「(私に)知らせてください」または「(私に)教えてください」という意味に訳すことができます。

注意しておきたいのは、使役動詞+命令形というと語調が強めの印象がありますが、“Let me know.”に限ってはフレーズ自体にやわらかいニュアンスが含まれるということ。

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気軽にものを訪ねたり情報を催促したりするときなど、ネイティブスピーカーの話す英語にも非常に出番が多い日常フレーズです。

“Let me know”の使い方

“Let me know”(教えてください)はフレーズ単体で使われることも他の情報と組み合わせて使われることも両方あります。

“What do you think? Let me know.”(どう思うか教えてね)

のように、文脈から判断して意味が通じることもあれば、次のように「知らせてほしい内容」や「教えてほしいこと」と組み合わせて文中で使われることも多くあります。

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例えばLet me knowの後ろは”about”、”at”、”if”、”of”などが入りますよ。詳しくみていきましょう。

I heard that you are back from vacation. Let me know about it when you can.
旅行から帰ったんだってね。できる時でいいから(旅行の)話を聞かせてよ

“at your convenience”は「都合のいいときに」という意味で、今すぐ回答を催促するのではなく「お手すきの際に」や「時間のあるときに」教えてほしいという丁寧さを表します。

Do you have any food preferences? Let me know at your convenience.
好き嫌いはありますか。ご都合のよいときにおっしゃってください

“if”は「もしも〜」という意味です。「もし〜だったら教えてね」のように、ある仮定をした上での催促や依頼事なので、やはり気軽なニュアンスが含まれます。

Christopher will be back in town. Let me know if you are available next weekend.
クリストファーが帰省するらしいから、次の週末空いてるか教えてね

“of”のあとには「教えてほしい内容」を表す名詞をおきます。場合によっては“of”が省略されることもあります。

I am thinking about toasting a party. Let me know of your availability.
パーティー開こうと思っているので、君の都合を教えてください。

Here are some ideas for the new web page. Let me know what you think.
いくつか新しいウェブサイトの案を持ってきたけど、どう思う?

uzla
話し言葉の発音から、テキストメッセージなどではよく“lemme know”(レッミーノゥ)と表記されます。

let me knowのまとめ

 

Let me know〜(教えて)は、やんわりとしたニュアンスの表現

 

 

“Let me know”の言い換えフレーズ!

忍者
日常で「教えて」と言う場面はしょっちゅうあるのですが、Let me know以外の表現もあるのですか?

uzla
たくさんあります。時と場所に合わせていろんなフレーズが使われているので見ていきましょう。

Tell me 

“Tell me”も「教えて」を意味する命令表現ですが、“Let me know”に比べると語調がやや強まります。“Let me know”との違いは後ほど詳しく解説します。

Please tell me what happened last night.
昨夜何が起きたのか教えてください

Tell me when you will have time so I can call you.
後で連絡したいから空いてる時間を教えて

Inform me

“Information”(情報)という単語には馴染みがあるかもしれませんが、“inform”で「(情報を)伝える・知らせる」という意味の動詞になります。内容は業務連絡など仕事に関するものが一般的です。

Inform me of the current status. 
現在の状況を教えてください

Please inform the reception when you arrive.
到着したら受付にお伝えください

Notify me

「知らせる」という意味の英語に“notify”があります。スマホなどの通知機能である“notification”(ノーティフィケーション)はこの単語に関係しています。

Notify me when there are seats available.
空席ができ次第教えてください

Notify us any suspicious objects as soon as possible.
不審物を見つけ次第すぐに我々にお知らせください

Keep me updated

直訳すると、「私をアップデートし続けてください」となります。つまり、進捗や新しい知らせがあった場合に「(私に)知らせてください」という意味になります。

uzla
日常会話でもビジネス英語でも頻繁に使われます。

Please keep me updated if any new matter comes up.
なにかあったら教えてください

Keep me updated on this topic. / Update me on this topic.
このことに関して随時進捗を報告してください

“post”(情報を載せる)を使った“Keep me posted.”も同じ意味になります。

Good luck in your exams! Keep me posted how it goes.
試験頑張って!どうだったか後で教えてね

Give me a call / Text me

「知らせる」や「教える」行為を「電話する」や「メッセージを送る」という行為に直接結びつけた表現です。友人同士などのメッセージのやりとりではとてもよく使われています。

Give me a call when you are in the lobby.
ロビーについたら電話して

Text me when you are leaving.
出るとき連絡(メッセージ)して

 

“Let me know”に関する類似表現の違い

忍者
Let me knowの意味や言い換え表現が分かったところで、冒頭のクイズにあったTell meとの違いが知りたいです。

uzla
冒頭では、「本気度」が違うと説明しました。詳しく見ていきましょう。

“Let me know”と“Tell me”の違い

ズバリ違いはこれ!

  1. 本気度が違う
  2. 回答率が違う
  3. 使う場面が違う

冒頭でも述べた通り、“Let me know.”と“Tell me.”にはどちらも「教えて」という意味があります。しかし、この2つの表現は、話し手にとっても聞き手にとってもニュアンスが異なるので注意です。

例えば、友人を映画に誘うために次のようなフレーズを言ったとします。

I am thinking about going to the movies. Let me know when you are free.
I am thinking about going to the movies. Tell me when you are free. 

“Let me know”を使った文だと、

「映画に行こうと思っているけど、(もし)空いている日があったら教えて」

というやんわりしたニュアンスが含まれます。

聞き手は、相手に対して早急に回答を求めているのではなく、「気が向いたら教えてほしい」という意図が含まれます。

一方、“tell me”は“let me know”に比べてより直接的な意味をもちます。相手から答えを聞き出そうとする意図も強くなり、

「映画に行こうと思っているので、空いている日を(今すぐ、または、確実に)教えて」

という意味になります。

uzla
また、聞き手にとっても、“Let me know”を使った文だと「今すぐ答えなくてもいい」という意味にとれる一方、“Tell me”と言われると「すぐその場で回答しなければ」または「必ず回答しなければ」という気持ちが促され、この会話での回答率も変わってくるといえます。

最後に、ビジネスで「教えて下さい」という意味を英語で言う場合は、やんわりしたニュアンスを持った“Let me know”が使われるのが一般的です。

仕事の依頼をしたり質問をするときに“Tell me”を使ってしまうと催促や強制している印象が強くなってしまうので、TPOに応じた使い分けができることが重要です。

 

“Tell me”と“Teach me”の違い

ズバリ違いはこれ!

  1. 「教える内容」が違う
  2. tell(言う)とteach(教える)の違い
  3. 使う場面が違う

“Tell me”と“Teach me”は、日本語ではどちらも「教えてください」と訳すことができます。そこで、次の例文を見てみましょう。

Tell me what you think.
どう思うか教えてください

Teach me math.
数学を教えてください

“Tell me”に続く内容は、基本的に情報やお知らせです。

一方、“Teach me”に続く内容は専門知識・学問になります。

uzla
電話番号や意見など一般的な情報には“tell me”を使い、学校や先生に教えてもらうことで授かる知識や技術などには“teach me”を使うと覚えましょう。

また、“tell”には「教える」の他に「言う」という意味があります。

Tell me the truth.(本当のことを言って)
Please tell her that I said Hi.(彼女によろしくお伝え下さい)

のような文では「(学問を)教える」という意味の“teach”は使うことはできません。

情報や連絡のやりとりが基本のビジネスシーンでは、“teach”(教える)を使うことはほとんどありません。都合の良い日時を聞いたり、相手の意見を求めたりするときも“tell”を使います。

Please tell me your convenient dates.
ご都合のよろしい日にちをお知らせください

Please tell us of your impression.
お受けになった印象をお聞かせください

 

“Let me know”はビジネスメールで使える?

忍者
Let me knowはやんわりしたニュアンスとのことですが、シリアスなビジネスシーンでも使えるのですか?

uzla
もちろん文脈やシチュエーションによって「教えて」の意味や真意はきちんと伝えることができます。でもLet me knowだけだとカジュアルな表現になりがちなので丁寧に言う方法を覚えておきましょう。

“Kindly”には「親切に」「やさしく」という意味があります。ビジネスメールでは頻繁に使われる敬語表現で文頭にも文中にも置くことができます。

Kindly let me know of the dates that are convenient for you.
Could you kindly let me know when will be convenient for you?
ご都合のよろしい日を教えていただけますよう、よろしくお願いいたします

前述の“inform”(伝える・知らせる)はプロフェッショナルの世界では頻出度の高い単語です。“Please”と合わせて使うとさらに丁寧な表現になります。

Please inform us of your convenient dates.
ご都合のよろしい日をお知らせください

また、「輪っか」という意味の“loop”に含めることで、「同じ立場になる」または「やりとりをしているグループの一部になる」という意味になり、次のようが表現はビジネスの世界ではよく使われます。

Please keep us in the loop.
定期的に連絡してください

Keep me in the loop just in case.
もしものために、進捗報告をお願いします 
※仕事のメーリングリストに含めてくださいという意味で使われることもあります

ビジネスで使える“Let me know”の丁寧な表現をいくつか紹介してきましたが、大切なのは伝える内容です。

敢えて難しい表現を使おうと頭を悩ませるのではなく、知っている言葉を心を込めて伝えるのも誠実さを表す方法の一つです。シンプルに“Please”を使ってみましょう。

Please let me know of your convenient dates.
ご都合のよろしい日を教えてください

Please let me know when you can.
分かり次第お知らせください

 

“Let me know”を使いこなそう!

カジュアルな会話からビジネス会話まで、さまざまに変化して使われる“Let me know”について解説してきました。使う相手や場面によっては意図の伝わり方も変わってくるので、使い方をしっかり理解して実践してみましょう。

また、日本語では「教えて」とひとまとめして訳されがちな“Tell me”や“Teach me”との違いもしっかり理解して、スムーズなコミュニケーションを目指してください!